イソフラボンを深く知る!

イソフラボンと男性ホルモンの関係

大豆イソフラボンは女性ホルモンのうち卵胞ホルモンに分子構造が似ているため、卵胞ホルモンに似た働きをしてくれます。 では、イソフラボンと男性ホルモンには、どのような関係があるのでしょうか。

イソフラボンは男性ホルモンの働きを弱める

結論から書くと、イソフラボンは男性ホルモンの働きを弱くしてしまいます。 卵胞ホルモンは「女性らしさ」を出す効果もあるので、当たり前の結果と言っていいかもしれません。

例えば、イソフラボンを摂取すると、体毛が薄くなる効果があります。 これは、男性ホルモンの働きのひとつである、体毛を濃くする働きを抑えていることに他なりません。

摂取過剰だと胸が大きくなることも

実際、イソフラボンを過剰摂取すると、女性のようにバストが大きくなってしまうことすらあるのです。 中国・浙江省で2014年、豆乳を浴びるように飲んでいた男性の胸が成長し、Dカップぐらいになってしまったことがあります。

豆乳の対象摂取によるイソフラボンの過剰が原因で、手術によって胸部の脂肪や乳腺などを取り除いてしまわなければならなかったとしています。

男性ホルモンの抑制が役立つこともある

ただ、男性ホルモンの働きを抑えることは、必ずしも悪いことではありません。 男性ホルモンの働きを抑えることが、健康につながるケースもあるのです。

例えば、男性固有のがんである前立腺がんは、男性ホルモンの働きによって活性化することが分かっています。 まだ原発巣にとどまっている段階でイソフラボンを投与すると、前立腺がんの進行を妨げられることが臨床試験で分かっています。

また、AGA(男性型脱毛症)の原因であるDHTの働きも、イソフラボンで抑えることが可能です。 これによって、AGAの進行を多少なりとも食い止められるというわけです。

まとめ-イソフラボンも使い方次第

男性ホルモンの働きを抑えるイソフラボンは、体に悪影響を与えてしまうケースがあることも確かです。 ただ、体の状態を整えてくれるケースもあるため、使い方次第といったところではないでしょうか。