イソフラボン錠剤サプリのメリット、デメリット
近年の食生活の変化によって大豆製品が食卓に並ぶことが減ってきたため、最近では大豆イソフラボンの錠剤サプリメントが販売されるようになっています。 イソフラボンの錠剤サプリの摂取には、どのようなメリットとデメリットがあるのか、説明していきましょう。
イソフラボン錠剤サプリのメリットは?
イソフラボン錠剤サプリのメリットは、イソフラボンそのものの吸収率が高い製品があることです。 イソフラボンには糖が結合しているグリコシド型と、糖が結合していないアグリコン型の2種類があります。
グリコシド型のイソフラボンは、体内でアグリコン型に変換されてから吸収されますので、アグリコン型の方が吸収率は高くなります。 一部の例外を除き、大豆製品に含まれているのはグリコシド型イソフラボンですが、サプリの中にはアグリコン型が含まれている製品もあるのです。
ただ、すべてのサプリにアグリコン型イソフラボンが含まれているというわけではありませんので、購入前に確認しておきましょう。
イソフラボン錠剤サプリのデメリットは?
デメリットは、イソフラボンの摂取過剰になりやすいことです。 イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持っていますので、摂取過剰になると体内のホルモンバランスを崩してしまいます。
中国では豆乳の飲み過ぎでバストが大きくなった男性の臨床例が報告されており、より摂取過剰になりやすい錠剤サプリは気をつけて摂取すべき製品だと言えます。
実際、農林水産省も、イソフラボンの1日当たりの歳代摂取量は75ミリグラムだとしていますが、このうちサプリなどによって摂取すべき量は30ミリグラムまでというガイドラインを示しています。
まとめ-メリットはあるが使用に注意を!
イソフラボンの錠剤サプリは吸収率が高い製品があり、更年期障害の緩和などの効果は大きくなりそうです。
ただ、摂取過剰になりやすい点は注意が必要で、必ず使用上の注意を守るようにしましょう。
【参考文献】
イソフラボンを摂取するメリット
http://www.chinaallinone.com/sextusyunoritenn.html