イソフラボンを深く知る!

イソフラボンは2型糖尿病に効果あり?

大豆イソフラボンに2型糖尿病の発症を防ぐ効果があるのをご存知でしょうか。 イソフラボンは女性ホルモンのうち卵胞ホルモンに似た働きをすることで知られていますが、この働きが2型糖尿病予防に関係しているのです。

2型糖尿病とはどのような病気?

2型糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌量が低下することで、血糖値が下がりにくくなる病気です。 血糖値が上がりやすい人は、血糖値を下げるためにインスリンの分泌量が増え、膵臓に負担がかかっています。

この負担によって膵臓が疲弊し、インスリンの分泌量が低下してしまうとされています。 また、血糖値の高い血液が膵臓にダメージを与えることで、さらにインスリンの分泌量が低下するという悪循環も起きてしまいます。

イソフラボンと糖尿病は無関係?

国立がん研究センターの臨床実験では、イソフラボンの摂取と2型糖尿病の発症率には、基本的に関係がないとしています。 ただ、その実験結果にも気になるところがあります。

それは、イソフラボンの摂取によって、閉経後の女性の糖尿病発症率が低下していることです。 なぜこのようなことになるのかというと、卵胞ホルモンとインスリンの関係が影響している可能性があるのです。

インスリンの効果を高める卵胞ホルモン

女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があり、卵胞ホルモンの働きが強い時期と、黄体ホルモンの働きが強い時期を繰り返しています。 卵胞ホルモンにはインスリンの働きを強める働きがあるため、卵胞ホルモンの強い時期には血糖値は低めになります。

ところが、閉経後には卵胞ホルモンの分泌量が低下するため、インスリンの働きが弱まって血糖値が上がりやすくなり、糖尿病のリスクが高くなってしまうのです。 イソフラボンの摂取によって卵胞ホルモンを補うことで、インスリンの働きを強めて血糖値を下げ、糖尿病の発症リスクを下げているというわけです。