イソフラボンを深く知る!

妊娠中、授乳中は
イソフラボンサプリが使用できない?

農林水産省のサイトを見ると、妊娠中や授乳中の女性はイソフラボンをサプリメントで摂取することが推奨されていません。 なぜ農水省がこのような見解を示しているのか、簡単に説明していきましょう。

妊婦の場合は胎児への影響が懸念される

妊婦のイソフラボンのサプリ摂取が推奨されていないのは、イソフラボンが原因で起きる先天性疾患のリスクが否定できないためです。

DNA生成酵素に悪影響を与える

遺伝子の基となるDNA(デオキシリボ核酸)を正常に生成ためには、トポイソメラーゼという酵素の働きが必要です。 実はイソフラボンには、このトポイソメラーゼを阻害する可能性があることが報告されているのです。

トポイソメラーゼがうまく働いてくれなければ正常なDNAの生成が妨げられ、遺伝子異常につながる可能性があるのです。

白血病のリスクが否定できない

白血病を発症した子供には「MLL遺伝子」の異常が多く見られます。 実はイソフラボンによるトポイソメラーゼ阻害効果は、このMLL遺伝子の異常につながる危険性があるのです。

これによる白血病発症のリスクを避けるため、農水省は妊婦のイソフラボンサプリの摂取を推奨していないのです。 トポイソメラーゼの阻害作用は、がん細胞の増殖を抑えることにもつながっているだけに、皮肉なものです。

授乳中は赤ちゃんのホルモンバランスに影響

では、授乳中にイソフラボンサプリの摂取が推奨されていないのはなぜでしょうか。 それは、イソフラボンが女性ホルモンに似た効果を持っているため、母乳を通じて赤ちゃんに摂取させることで、ホルモンバランスを崩してしまう可能性が否定できないためです。

そうでなくても赤ちゃんは母親の女性ホルモンの影響を受けているため、新生児月経を起こすなど、必ずしもホルモンバランスが安定しているわけではありません。 ここにイソフラボンの影響が加わると、さらにホルモンバランスが崩れてしまう危険性があるというわけです。 妊娠中や授乳中のサプリでのイソフラボン摂取は控え、大豆製品から摂取するようにするのがオススメで、その際にもイソフラボンの摂取量には注意するようにしましょう。