イソフラボンを深く知る!

低年齢の子供は
イソフラボンサプリを使用できない?

イソフラボンの摂取にサプリメントを使用している人は意外と多いでしょうが、農林水産省のサイトを見ると、低年齢の子供はサプリによるイソフラボンの摂取を推奨していません。 なぜ農水省はこのような見解を示しているのでしょうか。

イソフラボンの働きが子供に悪影響を与える

イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持っていますが、この働きが子供に悪影響を与える可能性があるのが、農水省の見解の背景にあります。

イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをする理由

イソフラボンは女性ホルモンに似た分子構造をしているため、体内の受容体と結合して女性ホルモンに似た働きをしてくれます。 これは女性ホルモンを「補完」していることに他なりません。 イソフラボンが更年期障害の症状緩和に効果的なのは、更年期障害の原因が女性ホルモンの不足であるためです。

子供に悪影響を与えてしまうのはなぜ?

子供は卵巣や睾丸などが未発達で、性ホルモンの分泌量が少なかったり、安定していなかったりします。 ここに大量のイソフラボンを摂取すると、体内のホルモンバランスが崩れてしまい、成長に悪影響を与えるリスクがあるのです。

サプリはイソフラボンの過剰摂取につながりやすいので、農水省は子供の摂取を推奨していないのです。

食事からの摂取ならば問題はないのか?

では、食事からイソフラボンを摂取するのは問題ないのでしょうか。 実は、大豆製品に含まれているイソフラボンはグリコシド型と呼ばれるもので、吸収率が低くなっています。 このため、イソフラボンの過剰摂取になる可能性が低いのです。

これに対してサプリの中には、吸収率が高いアグリコン型イソフラボンが配合されている製品があり、過剰摂取につながりやすくなっているという違いがあります。 いずれにしても、サプリが子供の体に悪影響を与える可能性が否定できないのならば、農水省の見解に従ってイソフラボンは食事で摂取する方が良さそうです。