イソフラボンを深く知る!

イソフラボンは有害な物質?

ネット上には「実はイソフラボンは体にとって有害な物質」という、物騒な情報が存在しています。 イソフラボンは本当に体にとって有害なのかどうか、検証してみましょう。

イソフラボンによる健康被害は報告あり

イソフラボンが有害という情報は、実際に報告されている健康被害がベースになっています。

男性の胸が大きくなったことがある

中国・浙江省では毎日、大量に豆乳を飲み続けた男性の胸が、女性のように大きくなってしまったという臨床例が報告されています。 結局この男性、外科手術によって胸を小さくする羽目になってしまいました。 現在でもイソフラボンが有害だと主張している人によって挙げられるケースです。

ヨウ素の取り込みを阻害する

イソフラボンには、甲状腺ホルモンの生成に必要なヨウ素の取り込みを阻害する働きがあることが分かっています。 このため、甲状腺の機能が落ちている人がイソフラボンを摂取すると、甲状腺が肥大してしまうリスクがあると指摘されています。

問題が起きるのは過剰摂取のケース

ただ、こうした問題が起きるのは、イソフラボンを過剰摂取したケースがほとんどです。 上述の中国での臨床例は、水のように豆乳を飲むという、イソフラボンの摂取過剰によって起きたものです。 甲状腺への悪影響も、イソフラボンの大量摂取が前提です。

こうした問題を起こさないために、農林水産省ではイソフラボンの摂取上限量を1日当たり75ミリグラムまでと定めています。 豆乳の場合、100グラム当たりのイソフラボン含有量は約20ミリグラムなので、意外と簡単に摂取上限量に達してしまいます。

サプリメントでイソフラボンを摂取している場合、より摂取過剰になりやすいので、注意が必要でしょう。

まとめ-どんな成分でも摂取過剰は有害!

いくら体に良い栄養素でも、摂取過剰なら体にとって有害になります。 ご飯を食べなければ体が動きませんが、食べ過ぎればお腹を壊してしまうようなものです。

イソフラボンについても、摂取上限量を守っている限りは有害ではありませんので、安心して良さそうです。