イソフラボンを深く知る!

イソフラボンには腸内細菌がカギ

イソフラボンはそのままでも女性ホルモンに似た働きをしてくれるため、更年期障害の緩和やバストアップなどの効果を発揮してくれます。 ただ、より効果を高めるためには、腸内細菌の働きが必要です。

腸内細菌がイソフラボンの効果を高める

イソフラボンは発酵によって、エクオールというより効果の高い成分に変化します。 最近ではこのエクオールのサプリメントも販売されており、知っている人も多いかもしれません。

実はイソフラボンからエクオールへの変化は、人間の体内で行われているのです。 腸内はさまざまな細菌が住み着いていますが、その中にはイソフラボンをエクオールに変えるものもあるのです。

イソフラボンは腸内でエクオールに変化したあと、吸収されているというわけです。

誰でもエクオールを生成できるわけではない

ただ、イソフラボンをエクオールに変える細菌は、誰の腸内にもいるというわけではありません。 日本疫学会学術大会での発表によると、イソフラボンをエクオールに変える細菌が住み着いているのは、日本人のうち43%です。

しかも、若年層はこの比率が20~30%と低くなっているのです。 これではイソフラボンを摂取していても、若年層は十分な効果を発揮してくれない可能性が高いというわけで、不安が残ると言わざるを得ません。

カギは「大豆製品を毎日食べること」

では、どのようにすればエクオールを生成する細菌が住み着いてくれるのでしょうか。 カギは「大豆製品を毎日摂取すること」です。

エクオールを生成する細菌の保有率は、大豆製品をあまり食べない人だと24%ですが、毎日のように食べる人だと50%までアップします。 高年齢層がエクオール生成菌の保有率が高いのは、毎日、味噌や豆腐といった大豆製品を食べているためです。

もし不幸にしてあなたが体内でエクオールを生成できないのならば、今からでも遅くないので毎日、大豆製品を食べるようにしましょう。 そうすることでエクオールを生成してくれる細菌が腸内に住み着き、イソフラボンからエクオールを生成してくれる可能性が高くなるのです。