イソフラボンを多く摂れる味噌汁
イソフラボンを摂取するためにはさまざまな方法がありますが、効率の良い方法のうちのひとつが味噌汁を食べることです。 なぜ味噌汁がイソフラボン摂取に適しているのか、説明していきましょう。
味噌は大豆製品
意外と知らない人も多いかもしれませんが、味噌そのものが大豆製品なのです。 味噌には100グラム当たり59ミリグラムのイソフラボンが含まれています。
1日当たりのイソフラボン摂取量の上限が75ミリグラムであることを考えれば、結構な量です。 しかも、味噌に含まれているイソフラボンは吸収率の高いアグリコン型で、摂取したうちの8割以上が吸収されます。
一般的な大豆製品に含まれているグリコシド型イソフラボンの吸収率が5割強であることを考えると、かなり高い吸収率と言えます。
さらにイソフラボンを増やす!
ただ、味噌を1日100グラム摂取すると、塩分が心配です。 味噌汁に入れる具などを工夫することで、塩分を抑えてイソフラボンの摂取量を増やすのがおすすめです。
具体的には、以下のような方法が考えられます。 あなたも、試してみてはいかがでしょうか。
豆腐を入れる
味噌汁の具としては、比較的ポピュラーだといえます。 豆腐に含まれているイソフラボンは、100グラム当たり40ミリグラム前後です。
味噌100グラムが厳しくても、豆腐100グラムはそれほど難しくありませんので、おすすめの食べ方と言えます。
納豆を入れる
納豆100グラム当たりのイソフラボンの含有量は80ミリグラム前後で、こちらもイソフラボンの摂取量を増やすのに向いています。 食べるときにちょっとネバつくのが珠に瑕です。
きな粉を入れる
きな粉は大さじ1杯(6グラム)でも15ミリグラムのイソフラボンを含んでおり、少しの量を味噌汁に混ぜて飲むだけでも、イソフラボンの摂取量を大幅に増やすことが期待できます。
豆乳を入れる
豆乳は100グラム当たり20ミリグラムのイソフラボンを含んでいます。 また、味噌汁に入れると若干味がまろやかになってくれます。