イソフラボンを深く知る!

イソフラボンと牛乳の相乗効果

イソフラボンには骨粗しょう症の予防効果がありますが、骨そのものの原料ではありません。 骨の原料となる栄養素を含む牛乳と一緒に摂取することで、相乗効果が期待できるのです。

なぜイソフラボンによって骨粗しょう症が予防できるのか

イソフラボンには女性ホルモンに似た働きをする効果があります。 この効果が、骨粗しょう症の予防に役立っているのです。

女性ホルモンは骨からのカルシウム流出を防ぐ

カルシウムは骨だけでなく、体のあちこちで役に立つミネラルです。 骨はカルシウムの貯蔵庫のような役割も持っており、血中のカルシウム濃度が低下すると骨からカルシウムが流出する仕組みになっています。

そのままでは骨密度が低下してしまいかねませんが、女性ホルモンにはカルシウムの流出を防ぐ働きがあるため、分泌量の多い若年期は事なきを得ているのです。

更年期以降の骨粗しょう症を防ぐイソフラボン

ところが、加齢によって卵巣の機能が衰えると、女性ホルモンの分泌量が減少し、骨からカルシウムが流出しやすくなります。 これによって骨密度が低下し、骨粗しょう症につながるのです。

イソフラボンの摂取によって女性ホルモンを「増やす」ことで、カルシウムの流出を防ぎ、骨密度の維持が期待できるというわけです。

牛乳でカルシウムを補充!

ただ、イソフラボンは骨の原料ではありません。 豆乳のカルシウム含有量が100グラム当たり15ミリグラムにすぎないことから分かるように、イソフラボンが含まれている大豆製品にも、カルシウムはあまり含まれていません。

そこで、100グラム当たり110ミリグラムと、カルシウムを豊富に含む牛乳が役立ってくるわけです。 イソフラボンによって骨からのカルシウム流出を防ぐと同時に、牛乳によってカルシウムを補充することで、より丈夫な骨を作ることができるというわけです。

骨粗しょう症対策でイソフラボンを摂取しようと考えている人は、牛乳と一緒に摂取して、相乗効果に期待した方がいいかもしれませんね。