イソフラボンを深く知る!

イソフラボンと日本食

大豆イソフラボンは、日本食から多めに摂取できるようになっています。 ただ、近年の食生活の変化によって大豆製品の摂取量が減り、そのことがイソフラボンの効果に影響を与えているようです。

日本食となじみが深い大豆

そもそも日本食は、大豆製品がなければ成り立たないほど深い関係を持っています。

料理の食材に大豆製品

日本食の場合、煮物に大豆そのものを入れることもあります。 酒の肴に枝豆=大豆を食べることもあります。

また、近畿の一部を除くと、納豆は朝食に欠かすことができません。 加工食品である豆腐は、そのまま冷奴にして食べたり、汁物に入れたりするなどしています。

大豆にはタンパク質が多いため、肉食が一般的でない日本食では大豆を使うことが主流になっていたようです。

調味料にも大豆!

大豆が使われているのは、食べ物だけではありません。 調味料である味噌や醤油にも、大豆が使用されているのです。

味噌汁の場合、具を何も入れずに飲んでも、ちゃんとイソフラボンを摂取できるようになっているのです。 しかも、味噌や醤油に含まれているイソフラボンは、腸で吸収されやすいアグリコン型だというおまけ付きです。

大豆の摂取量減少の悪影響とは?

ただ、近年では肉食が当たり前になったこともあり、大豆の消費量はかつてほど多くはありません。 実はこれが、イソフラボンの効果に悪影響を与えているのです。

エクオールが作れない人が増えている

イソフラボンの中には、腸内細菌によってエクオールというより強い成分に変換されてから吸収されるものがあり、イソフラボンの効果アップにつながっています。

ところが、すべての人の腸にこの腸内細菌が生息しているわけではないのです。 細菌の調査では、エクオールを作り出す腸内細菌がいる人は、42%にすぎません。 しかも、若年層では20~30%に低下しているのです。

大豆製品の摂取量減少が影響?

エクオールを生成できる細菌がいるかどうかは、大豆食品を毎日、摂取しているかどうかが影響しています。 大豆製品を毎日摂取している人の半分がエクオールを生成できるのに対し、ほとんど摂取していない人は4分の1程度です。

若年層は食生活の変化で大豆製品の摂取量が減っており、エクオール生成できず、イソフラボンの効果の低下につながっているのかもしれません。