和食で自然にイソフラボンを摂取
イソフラボンを摂取するために、サプリメントなどを使用している人も多いかもしれません。 確かにサプリは栄養摂取という面では効率的ですが、そのようなことをしなくても、和食中心の生活に切り替えることで自然にイソフラボンを摂取することは可能なのです。
和食には大豆製品が多く使用されている
和食中心に切り替えることでイソフラボンを自然に摂取できる理由は、和食には大豆製品が多く使用されているためです。
和食に使用されている大豆製品とは?
和食に使用されている大豆製品で、真っ先に挙がるのは豆腐です。 鍋物に入れたり、田楽にしたり、そのまま冷奴にしたりと、さまざまな食べ方があります。
いなり寿司に使用されている油揚げも、大豆製品なのでイソフラボンが含まれています。 朝の食卓には欠かせない納豆も、大豆製品です。 高級料亭の料理に使用されている湯葉も、大豆から作られています。
調味料にも大豆が!
そして、大豆が使用されているのは食材だけではありません。 調味料である味噌や醤油も大豆製品なので、イソフラボンが含まれています。 豆腐の味噌汁なんて、イソフラボンの塊といってもいいくらいです。
味噌と醤油はいずれも発酵食品であるため、イソフラボンが吸収しにくいグリコシド型ではなく、吸収しやすいアグリコン型になっているという特徴もあります。
食事でイソフラボンを摂取する利点は?
では、サプリではなく食事でイソフラボンを摂取する利点は何でしょうか。 イソフラボンは腸内細菌の働きによってエクオールというより強い成分になりますが、この腸内細菌は大豆製品を頻繁に食べている人の方が保有率は高いのです。
大豆製品をあまり食べない人だと4人に1人程度ですが、大豆製品を毎日食べている人は2人に1人がエクオール生成菌を持っているのです。 イソフラボンの効果をより高めるためにも、和食中心の食生活に切り替えて、エクオールを生産できる体に作り替えていきましょう。