イソフラボンを深く知る!

イソフラボンと亜鉛

 女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンと、男性ホルモンを活性化させる亜鉛では、それぞれの働きを打ち消し合ってしまうのではないかと思う人もいるかもしれません。
 実際には、両方を摂取することで育毛効果が得られるのです。

イソフラボンがAGAの進行を抑える

 イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをすることで、男性の薄毛の主な原因であるAGA(男性型脱毛症)の進行を抑えることが期待できます。

若年層の女性にAGAが少ない理由は?

 AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質によって、頭髪の脱毛が促進されることで起きる疾患で、男女関係なく発症します。
 ただ、若年層の女性の発症は極めて稀です。

 これは女性ホルモンにIGF(インスリン様成長因子)の一種であるIGF-1の生成を促し、頭髪の成長力をアップさせる働きがあるためです。
 若年層は女性ホルモンの分泌量が豊富で、DHTの働きが抑えられているのです。

イソフラボンがDHTを抑える!

 イソフラボンを摂取することで、女性ホルモンを「増やす」のと似た状態になります。
 これによってDHTの働きが抑えられれば、頭髪の脱毛を防止でき、AGAの進行を多少なりとも食い止めることが期待できるというわけです。

頭髪作りには亜鉛が必要

 ただ、AGAの進行を抑えても、頭髪の成長に必要な栄養素がなければ、頭髪の成長力アップは不十分です。
 頭髪はケラチンというタンパク質からなっていますが、ケラチンは食物から摂取できず、体内のアミノ酸から生成するしかありません。

 このタンパク質の生成に欠かせないのが亜鉛なのです。
 亜鉛の摂取によってケラチンの生成量が増えれば頭髪の成長力がさらにアップし、より効果的なAGA対策になってくれる可能性があるのです。

まとめ-イソフラボンを取るなら食物から

 このように、イソフラボンと亜鉛には育毛の相乗効果があります。
 付け加えれば、大豆製品にはケラチンの原料となるアミノ酸が多く含まれていますので、育毛が狙いならばイソフラボンの摂取はサプリメントではなく、食物からの方がおすすめです。