イソフラボンを深く知る!

イソフラボンは肌からも浸透するの?

 最近ではイソフラボンが配合された化粧品が販売されており、美肌効果があるとされています。
 それならば豆乳などで洗顔をすれば似たような効果が出るのではないかと思うかもしれませんが、物事はそう簡単ではないのです。

一般的なイソフラボンの肌への浸透は期待薄

 大豆そのものや、豆乳などに含まれているイソフラボンは、肌に浸透する可能性は低いのです。
 なぜなら、ほとんどの食品に含まれているイソフラボンはグリコシド型といい、糖が結合している分子サイズの大きいものなのです。

 グリコシド型のイソフラボンは分子サイズが大きすぎるため、そのままでは腸から吸収することもできません。
 このため、腸内では結合している糖を外し、アグリコン型のイソフラボンにしてから吸収することになります。

 腸ですら吸収できないほど分子のサイズが大きいものが、肌から吸収できるかというと期待薄です。
 豆乳での洗顔ではダメなのは、そのためです。

アグリコン型のイソフラボンなら期待できる

 こうしたことを考えて、化粧品ではアグリコン型のイソフラボンを配合しています。
 上述のようにグリコシド型イソフラボンから糖を外し、分子のサイズを小さくしているものです。

 アグリコン型のイソフラボンならば腸から吸収できるサイズなので、肌への浸透もグリコシド型に比べればある程度、期待できるというわけです。
 ちなみにアグリコン型のイソフラボンは、食品では味噌や醤油といった発酵食品にしか含まれていない貴重なものです。

結論-イソフラボン化粧品には意味がある

 イソフラボンが肌から浸透してくれるかどうかは、含まれているイソフラボンがサイズの小さいアグリコン型ならば可能性ありといったところです。
 イソフラボン化粧品による美肌効果に期待しているのなら、含まれているイソフラボンがアグリコン型かどうかを確認しましょう。
 豆乳で顔を洗うような真似は、イソフラボンの浸透が期待できないうえ、もったいないのでやめておきましょう。